ナカニシ チハル
NAKANISHI Chiharu
中西 千春 所属 国立音楽大学 外国語科目 職種 教授 |
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研究期間 | 2021~ |
研究課題 | クラッシック音楽文化を止めるな:ピアノ教育支援ツールの開発とFDデザイン |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究種目名 | 挑戦的研究(萌芽) |
代表分担区分 | 研究分担者 |
研究者・共同研究者 | 森田直樹・中西千春・森田賢太・川井一枝 |
概要 | 「まるごと見える化システム」の主たる意義は,従来の教師中心の感性や記憶に頼る主観的な演奏レッスンから,客観的な演奏映像データの共有を通して,学生が主体的に学び演奏において自律を促すレッスンへと転換をすることである。 演奏において「音」が重要なのは言うまでもない。しかし,人がどのように「聴いているか」は明確にはわからない。以前と今の演奏の比較や,教師と自己の演奏を比較し,その違いや問題点・改善法を「音」で示すことは容易ではない。「まるごと見える化システム」で演奏の視覚情報を提示・共有することは,教育の選択肢を増やす。「聴く」だけではわからない学生に気づきの機会を与え,演奏の上達の可能性を広げる。 |