ミヤタニ ナオミ
MIYATANI Naomi
宮谷 尚実 所属 国立音楽大学 外国語科目 職種 教授 |
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研究期間 | 2019/04/01~2022/03/31 |
研究課題 | 18世紀ドイツ語圏多感主義における句読法とその翻訳可能性 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 19K00527 |
キーワード | 18世紀ドイツ文学 、 句読法 、補助符号 、 多感主義 、 約物 |
代表分担区分 | 研究代表者 |
概要 | 18世紀後半多感主義のドイツ語圏の著作において文字の表記法や約物は感情を表現する独自の機能を持つのではないか」― これが本研究課題の核心をなす問いである。18世紀ドイツ語圏の多感主義における補助符号(Satzzeichen)の機能とその意義を明らかにし、その翻訳可能性を探ることが研究の目的である。特にハーマン、ヘルダー、ゲーテの著作を中心に、言語で語り得ない感情や息づかいや沈黙を記す手段としての句読法について考察する。本研究により、18世紀ドイツ語圏における文字の図像性に関する新たな知見が得られ、その翻訳可能性を探ることで日本語における句読法にも新たな視座を提供することが期待される。 |