ホリエ シマ
HORIE Shima
堀江 志磨 所属 国立音楽大学 演奏・創作学科 鍵盤楽器専修 国立音楽大学大学院 音楽研究科 器楽専攻 国立音楽大学大学院 音楽研究科 音楽研究専攻 器楽研究領域 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/10/12 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | 音楽大学のグループレッスンにおける思考力育成の取り組み |
執筆形態 | 共著(共同) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 飛鳥井出版(170ページ) |
巻・号・頁 | i~iii, 119-124, 153-163, 164-166頁 |
担当範囲 | 第1章、第6章、第7章、第8章 |
著者・共著者 | 中西千春、本島阿佐子、堀江志磨、進藤郁子 |
概要 | 音大の21名の声楽・ピアノ教師が、のべ65時間にわたるグループレッスンについて実態調査を行った。その結果、教師の発話はレッスン時間の3分の1を示すことや、思考を促す発問回数が少ないことがわかった。発話と発問の工夫により、レッスン改善につなげたい。担当/第1章:従来公開しなかったレッスンを開示し、ブルームのタキソノミーを枠組みに解明する。教師が自身の傾向を知り、レッスンを改善していく、その背景と説明。/第6章:レッスンにおいては、思考プロセスは段階的に存在するのではなく、ほぼ同時進行的に学生に理解・思考を促しているのではないかという考察に至った。また、教師と学生が目標の共有をすることの必要性も感じた。/第7章:声楽では、学生に対し実演を聞かせて指示をする傾向が強いが、ピアノでは、実演で比較させ、分析させる傾向が強いことがわかった。/第8章:認知プロセス領域を客観的に分析することは難しかった。今後は、複数の教員のディスカッション、相互にレッスンについて学びあうワークショップ、新しい枠組みの開発などを考え、教師の働きかけに対し、学生側の学びの姿勢がどのように変わったかを調査する必要がある。 |
ISBN | 978-4-908648-01-4 |