ヤハタ マユミ
YAHATA Mayumi
八幡 眞由美 所属 国立音楽大学 音楽文化教育学科 幼児音楽教育専攻 国立音楽大学大学院 音楽研究科 音楽教育学専攻 国立音楽大学大学院 音楽研究科 音楽研究専攻 音楽教育学研究領域 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/11 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 児童文化財の保育における効用に関する考察Ⅳ-幼年文学を中心に- |
執筆形態 | 単著(単独) |
掲載誌名 | 総合人文科学研究 |
掲載区分 | 国内 |
概要 | 本研究では、児童文化財のなかから幼年文学を取り上げ、幼年文学の特徴、幼稚園教育要領及び保育所保育指針における幼年文学の扱いについて整理した上で、保育における幼年文学の活用として読み聞かせの場面を想定し、考察を行った。幼年文学と子どもの言葉の育ちの関係については、幼年文学は「聞く力」を育てることができる役割を持っていることに加え、大人と一緒に読みながら縦書きに馴染んでおくことは小学校以降の学習にスムーズに移行できると考えられる。その一方で、こうした役割が文字教育の道具としての使用につながる危険性がある。保育者は
幼年文学の役割と危険性の両方を理解した上で、子どもたちに多くの幼年文学の読み聞かせを行い、豊かな言葉を育むことが求められる。 |