サカウエ マサミ
SAKAUE Masami
阪上 正巳 所属 国立音楽大学 音楽文化教育学科 音楽療法専修 国立音楽大学大学院 音楽研究科 音楽学専攻 国立音楽大学大学院 音楽研究科 音楽研究専攻 音楽学研究領域 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/09 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 日本の文化風土と音楽療法 −望まれる実践の方向性とその現代的意義− |
執筆形態 | 単著(単独) |
掲載誌名 | 日本音楽療法学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本音楽療法学会 |
巻・号・頁 | 13(1) |
概要 | 日本独自の音楽療法の可能性とそれが持つ現代的意義を考えるために,第Ⅰ章で世界的状況との比較のもと,わが国の現状と問題点を指摘し,丸山眞男の「古層」論ないし「執拗低音」という概念でそれを解釈した。第Ⅱ章では,「文化特異性」(Stige)の観点から日本の音楽資源の音楽療法への応用可能性を考え,加藤周一の「日本文化の文法」に拠りながら,わが国の音楽療法の進むべき道を列挙した。次いで第Ⅲ章では,実践のなかにそれらを具現する日本人の音楽療法士・音楽家3名を紹介することで前章の具体例とし,第Ⅳ章でそうした音楽療法実践が現代社会において持ちうる意義について「文化中心性」(同)の観点から考察した。 |