スエマツ ヨシミ
SUEMATSU Yoshimi
末松 淑美 所属 国立音楽大学 外国語科目 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/03/25 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
標題 | 翻訳プロセスの中でsollenの意味を捉える |
執筆形態 | 単著(単独) |
掲載誌名 | 国立音楽大学研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 国立音楽大学 |
巻・号・頁 | 44,13-23頁 |
概要 | 翻訳学においてヴェルナー・コラーが分類した5つの意味の等価関係に考察を加えた後、実際にsollenを含むドイツ語文の日本語への翻訳プロセスの分析記述を試みる。原文のどの意味を保存するために、訳文にどのような工夫が見られるかを観察する。目的は、「sollenは日本語に訳しにくい」という主観的な感覚を客観的に説明できる方法を探すことである。sollenは主語以外の人間の意志や社会規範からの要求などを暗に含意することが多く、そのニュアンスを日本語訳に穂損するために、助動詞以外のさまざまな複合形式が翻訳に使われていた。とりわけ内包的等価や語用論的等価、および叙述か呼びかけかの区別などが、日本語表現に影響を与えていた。
13〜23ページ。 |
ISSN | 0288-5492 |