スエマツ ヨシミ   SUEMATSU Yoshimi
  末松 淑美
   所属   国立音楽大学  外国語科目
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/03/30
形態種別 研究論文(大学,研究機関等紀要)
標題 sollen, zullen, shallの意味論的比較研究
執筆形態 単著(単独)
掲載誌名 国立音楽大学研究紀要
掲載区分国内
出版社・発行元 国立音楽大学
巻・号・頁 47,23-34頁
概要 同じ語源に由来する話法の助動詞sollen(ドイツ語)、zullen(オランダ語)、shall(英語)の意味論的比較を試みる。本稿ではその第一段階として、辞書および文法書の対訳例文を集めてコーパスとし、用法別の対照表を作成した。そこから、いくつかの傾向を読み取ることができた。たとえば、非認識的用法の1つとしてsollenが「主語以外の意志」に由来する必然性を表すのに対し、zullenやshallはより強く「話者の意志」を表現していること。認識的用法では、sollenとzullenには「伝聞」の用法があるが、shallにはないこと。また、zullenやshallには、sollenにはない「話者の主観的推量」の意味があることなどである。23〜34ページ。
ISSN 0288-5492