スエマツ ヨシミ   SUEMATSU Yoshimi
  末松 淑美
   所属   国立音楽大学  外国語科目
   職種   教授
言語種別 ドイツ語
発行・発表の年月 2020/04
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 Notwendigkeit und volitivität: ein semantischer Vergleich zwischen dt. müssen und nl. moeten
執筆形態 単著(単独)
掲載誌名 Neue Beiträge zur Germanistik Band 18 / Heft 1 2019 / ドイツ文学159
掲載区分国内
出版社・発行元 日本独文学会
巻・号・頁 42-61頁
総ページ数 20
概要 ドイツ語とオランダ語の「必然」を表す話法の助動詞の意味論的比較:オランダ語moetenは、ドイツ語のmüssenだけではなく、「助言」のsollteや「意志」のwollenと等価な意味でも用いられる。両語の意味を比較するなかで、本稿では特に、「必然」と「意志」が重なる用法に着目する。moetenのほうがより多く主語内の意志的(intrasubjektiv-volitiv)必然性を表現し、müssenは主語内(intrasubjektiv)の必然性を表現するものの、必ずしも意志的(volitiv)ではなく、むしろ意志でコントロールのできない必然性を表現することが多いことを、翻訳比較を通して具体的に論じる。