モトジマ アサコ
MOTOJIMA Asako
本島 阿佐子 所属 国立音楽大学 演奏・創作学科 声楽専修 国立音楽大学大学院 音楽研究科 声楽専攻 国立音楽大学大学院 音楽研究科 音楽研究専攻 声楽研究領域 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03/31 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
標題 | 「音大生の学びをアクティブにする試み」 |
執筆形態 | 共著(共同) |
掲載誌名 | 国立音楽大学研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 国立音楽大学 |
巻・号・頁 | 48,105-116頁 |
概要 | 本研究では,まず,先行研究におけるアクティブラーニングの定義とアクティブラーニングを授業に取り入れる意義を整理する。次に,国立音楽大学におけるアクティブラーニングについての事例研究として,本学に勤務する4人の専門を異にする教師(音楽教育,声楽,ピアノ,英語)が,それぞれの立場から学生をアクティブに学ばせる試みについて報告をする。筆者は声楽を教える立場から,声楽を学ぶことと協同学習の関連性をクラスの事例を挙げながら考察する。グループレッスンでは,誰にも必要な基礎知識を学び,個人レッスンではその知識もとに,各人の声や身体に合わせた方法で指導する。その個人レッスンを相互に見ることで,学生がアクティブに学べるように方向づける。教師の役割において重要なことは,基礎から正しく丁寧に教えるとともに,声楽の「学び方」を教えることである。最終的には独力で自らの求める高い演奏技術,音楽表現に達することを目標に,自主性を育てることがアクティブに学ぶことになる。 |
ISSN | 0288-5492 |