ミウラ マサノブ
MIURA Masanobu
三浦 雅展 所属 国立音楽大学 音楽文化教育学科 音楽情報専修 国立音楽大学大学院 音楽研究科 音楽学専攻 国立音楽大学大学院 音楽研究科 音楽研究専攻 音楽学研究領域 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | MIDIドラムによる基礎的演奏を対象とした意図楽譜の事後確率最大化推定法 |
執筆形態 | 共著(共同) |
掲載誌名 | 日本音響学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 69(3),96-105頁 |
著者・共著者 | ◎小西夕貴、三浦雅展 |
概要 | MIDIドラムによる人間の演奏(演奏情報)から奏者が意図した楽譜を推定する手法を提案する。MIDIクオンタイズによって演奏情報を正化すると、必ずしも奏者が意図した楽譜が得られないという問題があった。そこで提案手法では、演奏情報とデータベースに含まれるドラムパタンのマッチングを行うことにより、それらの時刻誤差を確率として表し、事後確率が最も高いドラムパタンを奏者が演奏した楽譜として推定する。また、事前確立を算出するため、演奏の特徴を表すEigenphrase of drumsを用いてパタン間の距離を算出し、それに基づいてデータベースに格納された出現頻度のスムージングを行う。10名の奏者による演奏を記録し、指定された楽譜とそれに対する推定楽譜のF値をした結果、プロ奏者の演奏では0.92、アマ奏者の演奏では0.86という値が得られた。よって、提案手法では、MIDIクオンタイズと比べて時刻ずれに頑健な楽譜測定を行うことができることが示された。 |
researchmap用URL | https://www.jstage.jst.go.jp/article/jasj/69/3/69_KJ00008583106/_article/-char/ja/ |