|
ミヤタニ ナオミ
MIYATANI Naomi
宮谷 尚実 所属 国立音楽大学大学院 音楽研究科 国立音楽大学 外国語科目 職種 教授 |
|
| 発表年月日 | 2026/03/27 |
| 発表テーマ | ハーマンにおける言語とことば -ヘルダーの言語起源論との対話の試み |
| 会議名 | 科研シンポジウム ドイツ文化圏における言語論の系譜 |
| 主催者 | 新潟大学名誉教授 桑原聡 |
| 学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
| 発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(指名) |
| 単独共同区分 | 単独 |
| 開催地名 | 新潟大学 |
| 開催期間 | 2026/03/27 |
| 発表者・共同発表者 | 宮谷尚実 |
| 概要 | ヨハン・ゲオルク・ハーマン(Johann Georg Hamann、1730〜1788年)の言語観は、啓蒙主義の時代にあって反理性的なものと受け取られ、しばしば神秘主義的、あるいはロマン主義の先駆と位置づけられてきた。本発表では、この評価が、ハーマンの著作から浮かび上がる言語観に照らして妥当であるかを検証した。その手がかりとして、彼の弟子にして友人でもあるヘルダー(Johann Gottfried von Herder、1744〜1803年)が著した『言語起源論』(初版 1772年)をめぐって、ハーマンが記した文書群、いわゆる「ヘルダー文書」(Herderschriften)を取り上げた。ヘルダーが提示しようとした人間中心的な言語起源論という「鏡」に映すことによって、神と人間との関係性、ならびに「言語・ことば」の在り方をめぐる、ハーマン独自の理解が明らかになった。さらに、言語起源論という主題が、当時の権力者である啓蒙絶対君主フリードリヒ2世への、皮肉を含んだ批判へと展開していく過程をハーマンの自筆メモ入りの初版や手稿を参照しつつ辿った。 |