ハマノ タカユキ   HAMANO Takayuki
  濵野 峻行
   所属   国立音楽大学  演奏・創作学科 コンピュータ音楽専修
   国立音楽大学大学院  音楽研究科 音楽研究専攻 創作研究領域
   国立音楽大学大学院  音楽研究科 作曲専攻
   職種   准教授
発表年月日 2025/12/14
発表テーマ AIによる歩行動作の潜在表現解析と可聴化および可視化
会議名 先端芸術音楽創作学会 第60回研究会
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
国名 日本
開催地名 オンライン
開催期間 2025/12/14
発表者・共同発表者 久世空汰, 水谷旭陽, 十河悠真, 上田尚史, 比嘉怜菜, 濵野峻行
概要 本研究は,歩行動作に内在する非言語的情報構造を深層学習により抽出し,その潜在表現を可聴化・可視化する枠組みを構築することを目的とする.MediaPipe Pose により取得した33点骨格データ(99次元)を入力として,LSTM-AEを用いて8次元の潜在空間へ圧縮した.得られた潜在変数に対して相関解析を行い,一部の潜在次元が上半身・下半身など身体構造と対応する特徴を示すことを確認した.さらに,潜在変数の時間変化を音響パラメータへマッピングし,Cycling’74 Maxによりリアルタイムでの可聴化を実装した.またレーダーチャート状および折れ線グラフ状の二種類の可視化手法を設計し,潜在構造の理解を支援した.これらにより「歩行動作→潜在表現→可聴化・可視化」という一連のパイプラインを実装し,身体動作を音・映像表現へ変換する枠組みの可能性を示した.