キクチ ユキオ   KIKUCHI Yukio
  菊池 幸夫
   所属   国立音楽大学  演奏・創作学科 作曲専修
   国立音楽大学大学院  音楽研究科 作曲専攻
   国立音楽大学大学院  音楽研究科 音楽研究専攻 創作研究領域
   職種   教授
項目区分 教育方法の実践例
期間 2005
事項 教育上の工夫
概要 古典派からロマン派にかけての諸形式を、ベートーヴェンの作品の分析を通して考察する。まずベートーヴェンの各時期のピアノソナタを比較し、形式、語法、技法の変化、発展をたどる。またこの時代に確立をみた交響曲も取り上げ、作品形態のあり方、楽器法などを検討する。 その後、前時代よりもかなり多様になったロマン派のさまざまな形式を、ショパン、ブラームス、リストのピアノ作品の分析を通して、各作曲家の語法、技法の違いを比較検討する。また一方で、多くの楽器の改良、完成をみたこの時代において大きな発展を遂げたオーケストラ作品についても取り上げ、オーケストラによる音楽表現の拡張を考察する。(「アナリーゼⅠⅡ」〜楽式と分析〜)