(最終更新日:2024-02-26 08:48:39)
  ナカニシ チハル   NAKANISHI Chiharu
  中西 千春
   所属   国立音楽大学  外国語科目
   職種   教授
■ 職歴
1. 2013/04~ 国立音楽大学 外国語科目 教授
2. 2007/04~2013/03 国立音楽大学 外国語科目 准教授
3. 1999/04~2007/03 国立音楽大学 外国語科目 専任講師
4. 1992/04~1999/03 国立音楽大学 外国語科目 非常勤講師
■ 教員紹介ページ
国立音楽大学公式Webサイト Link
■ 現在の専門分野
外国語教育, 教育工学 (キーワード:英語教育,思考・コミュニケーション支援,認知プロセス,FD) 
研究活動
■ 著書・論文・CD・楽譜出版歴
1. 2024/02/16 論文  The Effects of Workshops on International Orientation and Self-Other Understanding: Attempts at CEFR A2 Level Classes in a Japanese Music College Asian Journal of Humanities and Social Studies 12(1),pp.1-10 (共著) 
2. 2023/12/25 論文  Enhancing International Mindset in English Classes at a Japanese Music College: Impact of Integrating Documentary Photography and Piano Performance Advances in Social Sciences Research Journal 10(12),pp.39-50 (共著) 
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2022/04~2023/03  国立音大生の国際性向上のためのワークショップと国際アワーの実施 機関内共同研究 (キーワード:国際性,国際性向上,ワークショップ)
2. 2021/04~2022/03  演奏レッスンで学生の「音楽的自活力」を培う -レッスンにおけるメタ認知トレーニング- 機関内共同研究 (キーワード:音楽的自活力,声楽,ピアノ)
3. 2021~  クラッシック音楽文化を止めるな:ピアノ教育支援ツールの開発とFDデザイン 挑戦的研究(萌芽) 
4. 2020/04~2021/03  FD:教師の「メタ認知」を高めて学生の「メタ認知」を促す -予備的研究として- 機関内共同研究 
5. 2019/04~2022/03  改訂版タキソノミーテーブルを用いた授業改善手法:授業デザインとリフレクション 基盤研究(C) (キーワード:自律的な授業改善、 ブルームの改訂版 、 タキソノミー・テーブル 、 授業デザイン 、 リフレクション)
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■ 学会発表
1. 2023/03/13 Requirements for Piano Lesson Support System Developing “Piano Lesson Whole Visualization System”(The Eighth International Conference on Advances in Signal, Image and Video Processing SIGNAL 2023)
2. 2023/01/21 音楽大学における国際性向上を目的としたワークショップの実施(第230回東アジア英語教育研究会)
3. 2022/09/10 ピアノ教育支援ツール開発のためのニーズ分析(日本教育工学会 2022年秋季全国大会(第41回大会))
4. 2022/08/23 日本語とタキソノミー・テーブルを活用した英語必修科目: (質問紙調査の結果から)(日本リメディアル教育学会,第17回全国大会)
5. 2022/08/06 学びを視覚化するタキソノミー・テーブル ―教職志望学生の内省力向上を目指して―(全国英語教育学会 全国大会)
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教育活動
■ 授業への取り組み
1. 2020
コロナ禍でICTを活用した授業を余儀なくされている。対面,オンデマンド,Zoomでの双方向授業のメリットとデメリットを見極め,これらを組み合わせた音大生向けの効果的な英語授業方法を探っている。
2. 2020
ワークシートの発問デザインに工夫を重ね,大学生の年齢相応の思考力とコミュニケーション力を育成する授業を試みている。
3. 2015
ライティング力とスピーキング力を向上させる

4技能(リスニング,スピーキング,リーディング,ライティング)のうち,学生がもっとも学びたい,興味関心が高い技能はスピーキングである。しかしながら,表面的な会話でなく,自己表現やある程度まとまった内容のことを伝えるためには,ライティングとスピーキングをつなげた活動による訓練が効果的である。日本語での作文の経験が少なく,英語熟達度が低い学生の負担を軽くし,楽しみながら英語ライティングに向かわせるために,プロセス・ライティングを取り入れ,ステップを踏んだ授業を行っている。
4. 2015
学生の動機付けを高め,自律した学習者に育てる

学習に受身で,学習動機が弱い現代大学生には,授業外・大学外でも応用可能なコミュニケーション力と学習ストラテジーを身につけた自律した学習者に育てることが重要である。学習意欲を高め,自律した学習者に育てるために,【①基礎環境を整える(ルールを明確にするなど),②目標を明確化する,③達成感を感じるタスクを導入する,④達成度を意識させる,⑤振り返りを行わせる】という工夫をしている。
5. 2015
英語授業を通して思考力を向上させるCLIL(内容言語統合)型学習の導入

ヨーロッパで多くの学校に取り入れられているCLIL(内容言語統合)型学習を日本の大学の様々なレベルの教室に導入する工夫をしている。CLIL型学習は,非母語で授業を行うことにより,教科内容と言語を統合して教え,思考力に負荷をかけながら,内容も英語も記憶に残すというアプローチである。日常生活言語と学習言語内容科目に必要な音楽,食生活,などをテーマにCLIL型学習教材の試作と授業デザイン,実施を試みている。
■ 教育上の実践、作成教科書、発表等
●教育方法の実践例
1. 2002/03/01~ 大学英語授業を語り合う会
2. 2002~ 英語授業を通して思考力と表現力を向上させる
3. 2001/03/01~ 教師のためのディスカッション授業研究会
●作成した教科書、教材
1. 2004/02/10 Write From Your Heart ワークシートでらくらくライティング 共著 三修社
社会活動
■ 所属学会
1. 2007~ The Independent Learning Association
2. 2005~ 日本大学教育学会
3. 2004~ Asia TEFL
4. 2004~ リメディアル教育学会
5. 2003~ 日本教育工学会
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