(最終更新日:2024-05-07 15:37:00)
  モトジマ アサコ   MOTOJIMA Asako
  本島 阿佐子
   所属   国立音楽大学  演奏・創作学科 声楽専修
   国立音楽大学大学院  音楽研究科 声楽専攻
   国立音楽大学大学院  音楽研究科 音楽研究専攻 声楽研究領域
   職種   教授
基本情報
■ 学歴
1. 1997/10~1999/06 バーセル音楽大学 声楽 卒業 ソリストディプロム
2. 1992/10~1994/06 ウィーン国立音楽芸術大学 声楽 リート・オラトリオ 卒業 ディプロム
3. 1989/04~1991/03 国立音楽大学大学院 音楽研究科 声楽専攻(独歌曲) 修士課程修了 芸術学修士
4. 1985/04~1989/03 国立音楽大学 音楽学部 声楽学科 卒業 芸術学士
5. 1982/04~1985/03 群馬県立高崎女子高等学校 卒業
■ 職歴
1. 2020/04~ 国立音楽大学 演奏・創作学科 声楽専修 教授
2. 2011/04~2020/03 国立音楽大学 演奏・創作学科 声楽専修 准教授
3. 2004/04~2011/03 国立音楽大学 演奏・創作学科 声楽専修 専任講師
4. 2000/04~2004/03 国立音楽大学 演奏・創作学科 声楽専修 非常勤講師
■ 教員紹介ページ
国立音楽大学公式Webサイト Link
■ ホームページ
   ソプラノ歌手・本島阿佐子の 公式ウェブサイト
■ 現在の専門分野
芸術実践論 (キーワード:演奏実技における主体的学びの実践(ICE, メタ認知,FD) 発声における身体の科学的分析,ミュージカルにおける発声,ドイツ歌曲) 
研究活動
■ 著書・論文・CD・楽譜出版歴
1. 2024/03/31 論文  バッハとジャズの相性─ CD『Back to Bach ~Coffee Jazz Cantata~』制作報告 ─ 国立音楽大学研究紀要 58,311-320頁 (単著) 
2. 2023/03/31 論文  音楽による地方創生の試み(群馬県)~ CD『音泉大国』制作報告~ 国立音楽大学研究紀要 57,267-276頁 (単著) 
3. 2023/03/22 著書  CD 『Back to Bach』 〜Coffee Jazz Cantata〜   (単著) 
4. 2022/03/31 論文  新作オリジナルミュージカル作品の制作のトライアウト(実験)報告 国立音楽大学研究紀要 56,275-285頁 (共著) 
5. 2022/03/31 論文  演奏指導におけるメタ認知についての考察── ICE モデルとメタ認知── 国立音楽大学研究紀要 56,301-312頁 (共著) 
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■ 演奏会・展覧会等
1. 2022/12/23 クリスマス・コンサート(はまゆう山荘)
2. 2022/02/20 高崎パールライオンズクラブ25周年チャリティーコンサート 『春にうたう Spring Concert』(高崎芸術劇場)
3. 2021/12/24 クリスマス・コンサート(はまゆう山荘)
4. 2020/12/24 クリスマス・コンサート(はまゆう山荘)
5. 2020/01/11 Le Petit Concert Grande Fete Part6(チャボヒバホール)
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■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2020/04~2021/03  FD:教師の「メタ認知」を高めて学生の「メタ認知」を促す -予備的研究として- 機関内共同研究 
2. 2020/04~2021/03  くにおんオリジナル・ミュージカル『ベートーベン 愛と音楽(仮)』の作品制作および試演(学内初演) 機関内共同研究 
3. 2019/04~2020/03  武満徹のポップ・ソングス考察 生誕90周年に寄せて 機関内共同研究 
4. 2019/04~2020/03  音楽大学におけるミュージカル歌唱指導法についての考察 ミュージカル歌唱に適した声の要素を探る 機関内共同研究 
5. 2019/04~2020/03  音楽大学に適したレッスン改善手法についての提案:「公開レッスン分析シート」の活用 機関内共同研究 
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■ 学会発表
1. 2021/01/05 Abbreviation of Anxiety in Singing in Natural Voice Through Verbalization of Meta-cognition of Body(19th Virtual Hawaii International Conference on Education.)
2. 2020/01/05 FD (Faculty Development) Project for Music Performance Teachers in Japanese Higher Education(18th Hawaii International Conference on Education)
3. 2019/11/12 学生のメタ認知的知識を促すための教師の知識の整理 (ブルームの改訂版の知識次元に基づいて)(第2回授業実践フォーラム)
4. 2019/09/08 ミュージカル ・ スタ ー の インタビュ ー を I CE モデル で 分析 する 音楽大学 の ミュージカ ル・ コース 指導 へ の ヒント(日本教育工学会 2019年秋季全国大会)
5. 2019/09/08 音楽大学における ミュージカルの 歌唱 法についての考察    発声器官からのアプローチ(日本教育工学会 2019年秋季全国大会)
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■ 学会等講演・講師
1. 2016/05/17 「音楽実技のグループレッスン(専攻外)における思考力育成の取り組み」声楽・ピアノレッスンの科学 的分析
■ 受賞歴
1. 1998/01 国際バッハ・コンクール第1位(ドイツ・ライプチヒ)
2. 1998/01 第1回 上毛音楽賞(上毛新聞社)
3. 1995/01 国際マリア・カラス・グランプリ リート・オラトリオ部門 入選 (ギリシャ・アテネ)
4. 1994/01 国際ブラームス・コンクール第2位(ドイツ・ハンブルグ)
5. 1993/01 国際シューマン・コンクール第2位(1位なし)、特別賞リート・デュオ賞(ドイツ・ツヴィッカウ)
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■ 海外における研究・研修活動
1. 2010/09
2011/03
歌手の為の英語発音
2. 2023/08/01
2024/02/17
ドイツ歌曲初習者を対象とする指導法とオンデマンド用自習教材についての考察
教育活動
■ 授業への取り組み
1.   [レッスン]

基本的に学生自身の興味、学習意欲を高めるように心がけている。
与えられた曲、作曲者とその背景において私が教えるのではなく各々で調べて、それぞれをディスカッションし、自分たちで自主的に欲して曲を作っていくようにアドヴァイスする。
個人レッスンでは、からだの仕組みを理解した上での動きを利用しながら発声を学ぶ。
「ほめて伸ばす」学生の長所、優れている点、出来るところを見つけてそこを伸ばしながら不足している部分を補うことを常に心がけている。
2. 2012
[ドイツ語ディクションⅢ Ⅳ]

ドイツ語2年目のこの授業では、技術的な面では、発音記号の復習をしながら、特に難しいウムラウトの母音、子音の確認に重点を置いている。
テキストは前期はBeethoven,Schubertの歌曲、後期はSchumann,H.Wolf, R.Strauss の歌曲より歌詞を取り上げて正しく読む、そして歌詞の内容を考えて感情を込め、抑揚がつけられるように練習をする。
学生にはあらかじめ次の授業のテキストを用意し、自宅で発音記号、歌詞の意味を調べてくる準備をさせ、授業では各自で分け合ってホワイトボードに調べてきたことを記述し(答え合わせ)、全員で確認した後で声を出して発音練習をする。
発音練習は全員でした後で、隣の学生と聞き合い個人的にチェックをする。また、前回の授業で学んだものに関して時には暗記、前に出て一人ずつ発表させている。
SchubertのErkönig魔王を学習した時には登場人物に分け、ドラマのロールプレイングでグループ対抗コンペティションをする等、グループに分けてゲーム感覚で競えることもしばしば取り入れ、全員が積極的に授業に参加できるようにしている。こうする事で苦手意識をもった学生も人前や友人の前で大きな声で発表することに慣れ、自信がついてくるようだ。
しかし、一人ずつ聞いて発音を修正しているとなかなか次の曲に進めないので、今後は授業の進度を早めて、レパートリーを増やす事を課題にしたい。
さらには「初めて見て直ぐにスラスラと読むことができる」読む力を向上させるべく、大量のドイツ語に触れるトレーニングを加えてみたいと思う。
この授業の第一の目標は「歌の中で美しい発音とニュアンスが明瞭に表現できる」という事であるのは明らかだが、「歌曲演習」の授業の範疇であるために実際に歌って発音のチェックをする事が出来ず、しばしばもどかしい思いをしている。歌うことなしでディクションの技術を高めることは今後も大きな課題であり、より工夫していきたい。
■ 教育上の実践、作成教科書、発表等
●教育方法の実践例
1. ドイツ語ディクションⅢⅣ
2. 歌曲演習ⅠⅡ(ドイツ語)
3. 重唱(歌曲、オラトリオ)
4. 2020/03/08 ミュージカル公演 オリジナル作品『いのちの 森』 作詞/編曲
5. 2017/01/14~2017/01/14 le petit concert 本島阿佐子クラス大人の発表会
●教育に関する発表
●その他教育活動上特記すべき事項
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■ 担当経験のある科目
1. アンサンブル演習(歌曲・オラトリオ)(声楽専修)
社会活動
■ 社会における活動・コンクール審査員・公開講座講師等
1. 2023/03 第8回 日光国際音楽祭声楽コンクール(審査員) Link
2. 2022/10~2022/11 第1回 東京国際管弦声楽コンクール (審査員) Link
3. 2022/07 第43回 アマチュアクラシックフェスティバルin神戸「KOSMA音楽コンクール」(審査員) Link
4. 2019/04~2019/04 第3回 日本歌曲コンクール 座間(審査員)
5. 2015/12 第26回友愛ドイツ歌曲コンクール(審査員)
全件表示(12件)
■ 所属学会
1. 日本教育工学会